生活習慣病の一つである、糖尿病。病院で医師から診断を受け、ショックを受けたり今後の体調に不安を感じたりする方も多いことでしょう。制限や気をつけなければならないポイントが多くなり、「かえってストレスがたまる生活を強いられるのではないか？」と、今から悩んでいる方も少なくないかもしれません。
しかし、遺伝的な要素から来るケースを除いては、糖尿病は生活習慣の状態から引き起こされます。反対に考えれば、今後は健康的な生活を意識していけばいいということ。現在の生活とはずいぶん違うものになりますが、健康的な生活は心身ともに私たちを良い状態にしてくれるものです。
そこで今回は、糖尿病と上手に向き合っていくためのコツをお伝えします。便利なサービスもご紹介するので、これから生活改善を始める方はぜひ今回の記事を参考にしてくださいね！
１．気持ちを切り替えて食事を変えれば、辛くなくなる
糖尿病に対する食事療法では、「摂取カロリーを適量に抑えること」「糖質を取りすぎないこと」「塩分をなるべく控えること」などのポイントが重要になってきます。どのポイントも糖尿病の悪化を防ぐためには欠かせないものですが、今まで比較的自由な食事を楽しんでいた方にとっては、辛く感じるかもしれません。
それでも、これら3つのポイントは糖尿病対策だけでなく、健康的な生活を送るうえでは必要なポイントです。これまでの食生活が不健康であったと考え、これからの生活を健康的なものに変えると思えば、慣れていくうえで楽しくなっていきます。
（１）バランスの整った食事は、身体と心の余裕につながる
糖尿病の食事療法においては、食べ物では「野菜＞動物性たんぱく質（魚・肉の順）」、調理法では「ゆでる・蒸す＞焼く＞炒める＞揚げる」の順番で食事を考えるように推奨されています。日常的にダイエットや健康的な食事を意識していた方ならまだしも、炭水化物に偏りがちな食事をとっていたり油を多く使った食事が好きだったりした方からすれば、最初のうちは窮屈に感じることもあるでしょう。
しかしここで「糖尿病対策のために食事制限している」と考えず、「健康的な食生活にシフトしている」と考えると、食事改善に楽しさを見出せるようになります。健康的な食事を続ければ続けるほど、腸内環境が改善されたりダイエット効果が期待できたりして、身体が軽くなっていく様子を実感できます。
身体が軽くなれば心も楽になり、生活上でのパフォーマンスもぐんと上がるもの。食事改善は最初のうちこそ辛く感じますが、気持ちを切り替えて慣れていけば、とても充実したライフスタイルを送れるようになるでしょう。
（２）味覚が変わって食事を楽しめるようにも
糖尿病対策の食事では、食べ物では野菜、調理法ではゆでたり蒸したりする方法が最も優先されます。炭水化物や動物性たんぱく質、揚げ物や炒め物が好きだった方には味気なく感じられることもありますが、慣れるなかで味覚が変わっていくケースが多いです。
野菜は腸内環境や体質の改善につながり、ゆでたり蒸したりする調理法は食材の美味しさを最大限に引き出す方法です。続けていれば野菜やゆで料理・蒸し料理がおいしく感じられるようになり、食事の楽しみも増えていきます。
２．身体を動かすことで、さらなる健康体に
糖尿病の治療においては、定期的な運動を心がけることも大事なポイントです。特に生活習慣が原因で糖尿病になった場合は運動不足が原因の一つであるケースが多いので、ことさら運動を意識する必要があります。
これまで運動の習慣がなかった方にとっては、はじめは辛く感じるかもしれませんが、次第に体を動かすことに楽しさを感じられるようになるでしょう。体力も筋肉もつき、よく眠れるようにもなり、毎日をよりエネルギッシュに過ごせている方も多いです。
（１）無理しない程度に運動を心がける
糖尿病対策の運動では、目安としては「毎日1万歩ほどのウォーキング」「1日160～240カロリー消費」が推奨されています。
ただ、これだけの運動量をいきなり始めるのは、運動の習慣がなかった方にとってはかえって辛いもの。また最初に無理をすると体調を崩し、運動を続けられなくなってしまうので、現時点で無理なくできる範囲で始めることがベストです。
ウォーキングであれば最初は1日30分程度からにとどめ、慣れてきたら少しずつ増やしていきましょう。いきなり多くの量を歩くよりは、徐々に増やしていくほうが続けやすくなります。
（２）ストレッチを取り入れて体質改善にも
生活ベースで糖尿病対策をしていると、特に最初は制限の多さに辟易してしまうもの。そんなとき、ストレッチを取り入れることで身体と心が楽になり、毎日の生活に余裕が生まれるようになります。
呼吸を意識しながら身体を伸ばすと、筋肉の緊張がほぐれて体内の血行が良くなり、さらなる健康改善効果が生まれます。また、身体のラインも美しく整うため、ダイエットや費用を考えている方にもストレッチはおすすめです。
気が付いたときや就寝前などにストレッチを取り入れ、余裕ある楽しい生活を作っていきましょう。
３．食事改善が辛ければ、プロの頼むのも良い手段
糖尿病対策において、運動やストレッチはそれほど迷わずに続けられますが、「食事改善はやはり難しい」と感じる方が多いのが現状です。控えたほうがいい食べ物や調理法に、困ってしまう方もよく見かけるほどです。
そんなときは宅配弁当サービスを使うことで、ほとんどの問題を解決できます。
（１）糖尿病対策に特化した宅配弁当を食べられる
宅配弁当サービスでは、普段の食事のほかに糖尿病や高血圧をはじめとする生活習慣病、ダイエット食など、健康を意識した食事サービスも展開しています。管理栄養士とプロの調理師が監修し、栄養バランスも味も満足感も揃った食事をとれるので、食事管理に悩んでいる方にはぜひおすすめのサービスです。
（２）栄養相談に対応してくれるところも
宅配弁当サービスで嬉しいところは、ただ食事を届けてくれるだけでなく、栄養や健康についての相談もできる点です。管理栄養士が相談に応じてくれるので、日々の食事で困っていることや食事バランスについて、知らなかったことを教えてもらえます。適切な知識を深めながら食事を改善し、迷いなく食事改善を進めていけると、実際に利用している方からの評価も高いです。
楽しく上手に糖尿病と向き合うなら、宅配弁当サービスがきっと大きな助けになってくれるでしょう。
糖尿病はできれば避けたい病気であり、なってしまったときのショックは大きいものですが、これから健康的な生活を心がけていけば十分なほどに快適な生活を送れるようになります。身体と心を思いやった生活を意識し、また無理なところはプロのサービスを利用しながら、不自由のない余裕ある生活を整えていきましょう。
