〜千葉県市川市の自宅より〜
健康的な毎日をサポート!宅配弁当アドバイザー 吉田です。
糖質を制限することでのダイエット効果などが
一般的に浸透してきました。
私の周りにもーー炭水化物ダイエットーーまではいかないまでも
ちょっと炭水化物を控えようとする
涙ぐましい同世代のおじさんが
増えていると感じます(笑)。
(一応、おじさんたちでも気にしています)
実際、ランチで食べていたパスタの回数を減らしたり
ココ○チカレーのデリバリーでは、ライスを少なめにしてみたり、、、。
すぐには結果が出ないので
あんまり実感が湧きませんけど
糖質の摂りすぎは、老化にもつながる、、、というので
もうちょっと続けてみようと思っている自分がいます。
さて、じゃあなんで糖質が良くないの?という根本的な部分を
すっかり忘れている感じなので
そこのところ、忘備録的に書いておきましょう。
いろんな病気の引き金になってしまう
なんで糖質が良くないのか?結論を言ってしまうと
過剰摂取することで生活習慣病になりやすいから、、、です。
食事で摂った糖質は、体内でブドウ糖に分解されて
血液中にブドウ糖が増えると血糖値が上昇します。
じつは血糖値を直接的に上げる働きがあるのは
糖質だけです。
この上昇した血糖値を下げるために
体内で分泌されるのが『インスリン』です。
やがて内臓が疲弊して、このインスリンの分泌が低下すると
血糖値が下がらなくなり『糖尿病』になります。
糖尿病には2種類ありますが
運動不足や食べ過ぎなどの生活習慣が、遺伝的な要素に加わって発症するのが
『2型糖尿病』です。
糖尿病患者の95%以上は、この『2型糖尿病』です。
傷つく→動脈硬化→高血圧
血管が傷つくと
それをコレステロールなどの働きで
修復しようとします。
でも糖質を過剰に摂取し続けると
修復が間に合わなくなります。
そして血管が傷つき、やがて硬くなると
それが動脈硬化します。
硬い血管は高い圧力がかからないと
血流が確保されないので
それが高血圧という形で表れます。
インスリン使用者の認知症のリスクは4倍
血管の劣化は、やがて脳にも悪影響を及ぼします。
血流が減ったり、詰まったりすることで
慢性的に血が足りない状態になり
やがて脳細胞が死滅していきます。
そして起きるのが『認知症』ですね。
統計的には、インスリン使用者は
アルツハイマー型認知症になりやすいことが分かっています。
インスリンが体内に多いと
「アミロイドβ」というアルツハイマー型認知症の原因になる物質が
分解されないから、、、です。
糖尿病がある場合は
アルツハイマー型認知症になるリスクが約2倍
インスリン使用者の場合には、なんと約4倍にもなります。
『がん細胞』のエネルギー源にも
実際に認知症患者さんの食生活を調べると
おかずよりも糖質の多いものを食べるケースが
少なくありません。
認知症になると、より糖質を欲する身体になっていくのです。
ほかにも糖質は
『がん細胞』のエネルギー源になったり
材料そのものにもなったりします。
というわけで、糖質はなんで良くないの?というお話でした。
糖質の過剰摂取は、生活習慣病をはじめとする
さまざまな病気の引き金になってしまうから、、、。
という結論になるわけです。
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