ダイエットがうまくいかない!?そんなときに見直したいポイント

「1年で10キロ痩せたい」「無理なく健康的に体重を落として、きれいになりたい」、ダイエットに関する希望や悩みは、いつでも尽きないものです。特に長期的なダイエットになればなるほど、長い間の忍耐力と努力が必要になるように思え、気が引き締まる思いがしますよね。

一方で、長期的なダイエットはモチベーションが下がりやすいことも事実。最初のうちはスムーズに体重が落ちていても、途中から減りが遅くなり、自暴自棄になってしまう方も少なくありません。でも、ここまで頑張ってきたのにあきらめてしまうのは、とてももったいないことです。

そこで今回は、ダイエット中の停滞期に悩んでいる方に、抜け出し方についてお話しします。「今まで頑張ってきたけれど、どうしたらいいかわからなくなってきた」と悩んでいる方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね。

1.停滞期は、今までのダイエットを振り返る時期

ダイエットを始めたときは、食事管理や運動で特に悩まなくても体重が落ちていくものです。あまりのスムーズさに嬉しくなり、「今度こそはダイエットに成功できる!」と思った矢先に体重の減りが緩やかになり、がっかりすることもありますよね。しかし、それはダイエットをするうえでごく自然なことなのです。

もちろん順調にダイエットの成果が出てくれれば安心できますが、どんどん体重が落ちていったらかえって危険なはずです。そこで身体が防御機能を働かせ、体重の減少を止めます。この働きが出る時期が停滞期です。

言い換えれば、停滞期があらわれるということは今までのダイエットで十分痩せられたということです。一度体重の減りが遅いことに焦るのをやめ、これまでの頑張りに一息ついてみるといいでしょう。

(1)自暴自棄になることだけには、注意しましょう

「体重が減らないから、イライラして食べ過ぎてしまう」、このような悩みが出てくることも、停滞期にありがちなデメリットです。なかなか減らない体重にストレスを抱え、ダイエット中に我慢していたお菓子やメニューを、いつもより多めにとってしまうこともあります。

しかし、これらの食べ過ぎが度を過ぎると、身体は逆にカロリーを溜め込もうと働きます。これまで我慢していた分反動が大きくなり、ダイエット前よりも体重が増えてしまうケースも少なくありません。

だからこそ、停滞期のストレス対策は万全にしておきましょう。少しの食べ過ぎくらいなら問題ありませんが、頻繁になりすぎてしまうとせっかくのダイエットの成果が台無しになります。

「今まで通りにダイエットを頑張る自信があるのなら、これまでのご褒美として好きなものを食べる」というスタンスを持ち、好きな食事を楽しむのは問題ありません。あくまでも気分転換としての楽しみにとどめ、落ち着いたらダイエットを再開するようにしておきましょう。

(2)停滞期を想定してダイエットに励みましょう

ダイエットを続けるうえでは、できるだけ早くに体重が落ちてくれればベスト。しかし、現実的にはそうはいかず、スムーズに体重が落ちる時期もあればそうでない時期もあります。

どちらにしても停滞期は避けられるものではないため、停滞期が来ることを頭に入れたうえでダイエットに励むのがいいでしょう。停滞期も考え方を変えればダイエットを成功させる大きなチャンスとなりますので、なるべくポジティブに受け止めるのもいいですね。

2.こんなダイエットをしていませんか?停滞期を悪化させるリスク

停滞期にさしかかったら、これまでの食生活や運動など、ダイエットを見直してみるのもおすすめです。良かれと思ってやっていることが、実は体重の減りを妨げている可能性が高いためです。

特に以下のポイントを見逃す方が多いので、ぜひチェックしてみましょう。

(1)サプリメントに頼りすぎている

ダイエット中に食事制限をしていると、必要な栄養素が取り切れなくなることがあります。何とか補おうとしてサプリメントに頼る方も多いですが、思ったように効果が出ていないケースが少なくありません。

食事の基本は、必要な栄養素は食品から摂取し、どうしても足りなければサプリメントを使うことです。低カロリーな食事をしていても、バランスの取れた食生活はできますので、サプリメントに頼りがちな方はまず食事内容を見直しましょう。

(2)糖質をとりすぎている

カロリーや脂質を気にする一方で、糖質との付き合い方を気にしない方も多いです。たんぱく質を避けて野菜だけを食べたり、0カロリーのスイーツをよく食べていたりなど、ダイエット中にしては糖質をとりすぎているパターンも多く見られます。

糖質のとりすぎはむくみにもつながるため、ダイエット中にはおすすめできません。一方、とらなければ体重が落ちるものの、後になってからリバウンドを引き起こす原因にもなります。

とりすぎには注意して、普段の食事で必要な糖質を減らしすぎないように注意してみましょう。

(3)ストレスはダイエットの大敵です

ダイエット開始時よりも緩やかになった体重の減りにイライラして、ストレスを抱えてしまう方も多いですが、ストレスはダイエットの成果を大きく下げてしまいます。

ストレスは食べ過ぎや運動へのモチベーション低下だけでなく、睡眠不足や便秘、自律神経の不調にまでつながります。これらのことが起こってしまったら、もうダイエットどころではなくなるはずです。だからこそ、体重の減りが遅くてもストレスを抱えず、気楽な気持ちで停滞期を脱出することが大事です。

よく休んで一度美味しいものを食べ、また気を取り直してダイエットに向き合いましょう。一時的な気分転換でストレスが解消されれば、ダイエットの成果も出やすくなります。

以上、ダイエット中における停滞期と向き合い方についてお話ししました。ダイエットを頑張っていると、停滞期だけには来てほしくないものですが、逆に停滞期だからこそ見えてくるポイントも少なくないはずです。腸内環境が乱れていたり自律神経のバランスが乱れていたりなど、じっくり探っていくと改善点が見つかり、直せば再び体重が落ちやすくなります。

こうして解決ポイントを探して試していれば、無理なくきれいに健康的に痩せられます。停滞期が来ても慌てず、むしろ喜んで受け入れるくらいの気持ちでいれば、ダイエットの成果はより確実になるでしょう。

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