高齢者向け宅配弁当とは？配食サービスとの違いやコンビニ弁当との違いも

高齢者向け宅配弁当には、たくさんの種類とメニューがあります。

今回の記事では、高齢者向け宅配弁当は、コンビニ弁当となにが違うのか？おすすめの業者についても、調査しました。

また、おすすめの高齢者向け宅配弁当店舗については、ランキング形式でご紹介します！

高齢者向け宅配弁当・一覧表

まずは高齢者向け宅配弁当業者の一覧表です。

高齢者向け宅配弁当とは？

高齢者向けの宅配弁当には、２つのタイプがあります。『毎食届く』か？『まとめて届く』か？です。

高齢者向け宅配弁当の２つのタイプとは？

２つのタイプをまとめると、下記のようになります。

配食サービス	宅配弁当
常温	冷凍
毎食届く	まとめて届く（7食、14食、21食など）
各店舗ごとに配達エリアがある	ヤマトクール便などで全国に届く
見守り兼ねている	自分のペースで食べられる

高齢者向け配食サービスは、配達員は、お弁当を手渡しで届けるのが基本。

なので、届けるたびに、「倒れていないか？」などの見守りを兼ねています。

一方で、かならず家にいないといけないので、体が元気に動くうちは、まとめて届く宅配弁当が便利だという場合もあり、それぞれにメリットデメリットがあります。

事前に連絡しておけば、お弁当をドアノブにかけておいてくれます

高齢者向けの宅配弁当とコンビニ弁当の４つの違い

では、高齢者向けの宅配弁当とコンビニの弁当ってどう違うのか？というと、結構違うのです。

なぜなら、そもそものコンセプトが違うからです。

①カロリー

高齢者向けの宅配弁当や配食サービスと、コンビニ弁当の大きな違いは、下記の通りです。

高齢者向けの宅配弁当は、高齢者の体に合わせた適切なカロリーのお弁当を、自宅まで届けてくれるメリットがあります。

②制限食の用意

高齢者向け宅配弁当には、カロリーや塩分、タンパク質などを調整した「制限食」が用意されています。

カロリー制限や、高血圧などで塩分を抑えたい方、腎臓病などでたんぱく質を抑えたい方に、提供しているお弁当です。

●糖質制限
●カロリー制限
●塩分制限
●たんぱく質制限

持病を抱える人でも、調整食を扱っている高齢者向け宅配弁当なら、より安心して毎日の食事を楽しめます。

③ムース食などの介護食

最後は、嚥下食です。

嚥下食とは、年齢とともに、噛む力や飲み込む力が弱くなってしまって、通常のメニューが食べづらいという方向けの介護食。

ムース食	やわらか食	刻み食	とろみ
調理品をミキサーで砕いてまとめたもの	特殊な製法で見た目はそのまま。でも柔らかい	包丁でおかずを一口大にしたり、刻んだりしておく	刻み食をさらに飲み込みやすいように、とろみをつけたもの
味や香りはそのまま楽しめる	舌で潰せる柔らかさ	噛むのが楽。	飲み込みやすい

自宅で、こういった嚥下食を作るのは大変

その点、宅配弁当なら作る手間要らず、なので、とても助かります。

④見守りサービス

高齢者向け配食サービスは、お弁当の手渡し配達が基本。

毎日、見守り活動を兼ねて行っているサービスを提供します。

在宅介護をされているご家庭の強い味方

離れて暮らすご両親や単身で暮らすご高齢者が心配。

という人は、お弁当の手渡し時に、見守りサービスを兼ねている高齢者配食サービスを利用すれば、緊急時に、救急車を呼んでくれたりして、とっても安心です。

ワタミやコープの宅配弁当は高齢者向け？

宅配弁当と聞くと、大手であるワタミやコープ（生協）をイメージする方も多いんじゃないでしょうか。

ここでは、ワタミとコープの宅配弁当について、高齢者向けのお弁当や介護食などがあるのかなどを含めてご紹介します。

介護食も扱うワタミの宅配弁当

外食産業大手のワタミでは、「ワタミの宅食」という宅配弁当サービスも行っています。

ワタミの宅食では、毎日届けてくれる手渡し配送のお弁当やお惣菜のほか、すきな時に解凍して食べることのできる冷凍惣菜も扱っています。

高齢者向けのお弁当しては、「ワタミの宅食ダイレクト」という、高齢者向けの冷凍弁当があります。介護食では「やわらかおかず」と「ムース食」を宅配してくれます。

宅食ダイレクトでは、管理栄養士が設計した献立となっていて、冷凍でまとめて配達してくれるので、外出や用事が多い方には、オススメです。

全国各地で頼めるコープ（生協）の宅配弁当

コープの宅配弁当は、月曜日から金曜日までの5日間、手渡しでの宅配を行ってくれます。（地域により異なる場合あり）

一般食はもちろん、介護食・医療食・健康管理食など、高齢者の健康や食べやすさを考えたメニューもあり、見守り活動も行ってくれるので、離れて住むご高齢者が心配という方にもおすすめです。

また、一部のコープでは、見守りメースサービスというサービスも行っていて、お弁当を宅配したときの様子を、在宅介護が難しい、離れて暮らすご家族へメールでお知らせしてくれます。

高齢者向け配食サービス３社と口コミを紹介

高齢者向けの宅配弁当専門業者がいろいろありすぎて、どこを選んだらいいのかわからない。と悩んでしまう方、多いんじゃないでしょうか？

ここでは、おすすめの高齢者向け配食サービス３社を口コミと合わせてご紹介します。

①高齢者配食サービス：宅配クック123

まず、ご紹介するのは、高齢者向け配食サービスの老舗「宅配クック123」です。

見守りサービス	試食	食事	制限食
無料	有り	冷凍	●糖質制限食 ●塩分制限食 ●たんぱく質調整食 ●ムース食

管理栄養士がメニューを考えている宅配クック123。

種類豊富なお弁当に加え、希望があれば刻み食やアレルギー除去食に無料で変更してくれます。

1食から注文可能となっていて、送料も無料。出来立てのお弁当を常温で宅配してくれます。

②高齢者配食サービス：まごころ弁当

２つ目の高齢者向け配食サービスでご紹介するのは「まごころ弁当」です。

見守りサービス	試食	食事	制限食
無料	有り	冷蔵	●糖質制限食 ●塩分制限食 ●たんぱく質調整食 ●ムース食

まごころ弁当は、原材料にこだわり、ご高齢者向けの味付けや栄養バランスに配慮したお弁当を配達してくれます。

一番安いお弁当が320円〜となっていて、圧倒的なコストパフォーマンスで、美味しいお弁当を食べられます。

季節に合わせた内容のメニューもご高齢者に喜ばれているほか、刻み食の種類も多く、嚥下食しか食べられない方も利用できます。

③高齢者配食サービス：ライフデリ

高齢者向け配食サービスの３つ目のご紹介は「ライフデリ」です。

見守りサービス	試食	食事	制限食
無料	有り	冷凍	●糖質制限食 ●塩分制限食 ●たんぱく質調整食 ●ムース食

700種類以上の豊富なおかずを取り揃えていて、日替わりのお弁当を宅配してくれます。

普通食がカロリー・塩分控えめとなっているほか、腎臓食・透析食といった病気をしている方も安心して食べられるお弁当があります。

高齢者向けの宅配弁当とは？コンビニ弁当との違い・まとめ

様々な専門業社ある、高齢者向け宅配弁当と配食サービス。

宅配弁当は、インターネットから注文ができる業者も多く、離れて暮らすご高齢者のために、家族が注文をすることもできます。

一方で、高齢者向け配食サービスは、地域の福祉と密着していて、たとえば、遠くに住んでいるご両親の見守りとして、利用する方も多いサービスです。

お試しができる高齢者向け宅配弁当もあるし、配食サービスに至っては、試食無料です。

なので、まずはお試しでお口にあう宅配弁当・配食サービスを探してみましょう。

今回も最後まで読んでいただいてありがとうございます！

高齢者向け配食サービス店舗検索サイト『配食の窓口』