塩分を取りすぎたとき、どうやって体の外に出せばいいの?
むくみやだるさが気になるけど、何を食べればいいのか分からない…と悩んでいませんか?
減塩が大切だと分かっていても、「具体的にどうすればいいか」が分からないのは当然です。
そこで、今回の記事では、
この記事で分かること
- 塩分を排出する食べ物(カリウム食品一覧)
- 効果を高める食べ方と組み合わせ
- 塩分を取りすぎたときの具体的な対処法
- 塩分を溜めないための食生活のコツ
など、「塩分排出」で、すぐに使える食品一覧も掲載しました。塩分が気になる方はぜひ参考にしてください。
1.塩分はどうやって体から排出される?仕組みを解説
塩分は体に必要な栄養素です。
もちろん、体は余分な塩分を外に出す仕組みを持っています。が、「排出できているつもり」でも、体に溜め込んでいるケースも少なくありません。
そこで、まずはこの章では、塩分がどのように排出されるのか?その仕組みをシンプルにお伝えします。
①塩分は主に腎臓から排出される
塩分は、最終的に腎臓でろ過され、尿として体の外に出ます。つまり、塩分排出の中心は「腎臓」です。
最初に、体内に入った塩分は血液に溶け込みます。その後、腎臓が血液をろ過し、余分なナトリウムを尿として排出します。この働きによって、体内の塩分濃度は一定に保たれています。
しかし、塩分を取りすぎると、このバランスが崩れます。腎臓が処理しきれない分は体内に残り、水分を引き込んでしまいます。その結果、むくみや血圧上昇につながります。
つまり、塩分は自然に排出されますが、「取りすぎれば追いつかない」というのが現実です。排出だけに頼るのではなく、そもそも取りすぎないことも重要です。
②カリウムが塩分排出を助ける理由
さらに、塩分排出を助ける栄養素に「カリウム」があります。
カリウムは、減塩対策の中でも特に重要なポイントです。
なぜなら、カリウムは、腎臓での排出をサポートし、尿としてナトリウムを排出しやすくする機能をもっているから、です。
そのため、カリウムをしっかり摂ることで、体内に溜まった塩分を効率よく減らすことができます。逆に、カリウムが不足すると、塩分は体に残りやすくなります。
カリウムを多く含む食品を日常的に取り入れるだけで、塩分バランスは大きく改善します。
③水分不足が排出を妨げる原因
塩分を排出するには、水分が欠かせません。
腎臓は、水分と一緒に塩分を尿として排出するから、です。そのため、水分が足りない状態では、排出の効率が落ちてしまいます。さらに、水分不足になると、体は水を溜め込もうとします。その結果、塩分も一緒に体内に残りやすくなります。これがむくみの原因になります。
ただし、ここで注意が必要です。水を大量に飲めばいいわけではありません。適切な量をこまめに摂ることが重要です。
目安としては、1日1.5〜2L程度の水分を、数回に分けて摂るのが理想です。特に塩分を多く摂った日は、意識して水分補給をすることが大切です。
2.塩分を排出する食べ物は?カリウムが多い食品一覧
前述した『カリウム』には、塩分を体の外に排出する働きがあります。
そこで、この章では、どの食品にどれくらいカリウムが含まれているか?を理解し、効率よく取り入れることを目指しましょう。
この章では、カリウム量・使いやすさ・実用性の観点から、日常で使いやすい食品をまとめました。
①カリウムを多く含む食品一覧(30選)
まずは、塩分を排出する食べ物として、カリウムを多く含む食品を紹介します。
こちらは、100gあたりのカリウム量で比較しています。
カリウムを多く含む食品(30選)
| 食品 | カリウム量 | ポイント |
|---|---|---|
| ほうれん草 | 約690mg | 最強クラスの野菜 |
| 小松菜 | 約500mg | 毎日使いやすい |
| ブロッコリー | 約460mg | 作り置き向き |
| トマト | 約210mg | 生で摂れる |
| アボカド | 約720mg | 高カリウム食品 |
| バナナ | 約360mg | 手軽さNo.1 |
| キウイ | 約300mg | 食後におすすめ |
| りんご | 約110mg | 継続しやすい |
| じゃがいも | 約420mg | 主食代わりになる |
| さつまいも | 約480mg | 甘くて続けやすい |
| 長芋 | 約430mg | 生で摂れる |
| 大豆 | 約1900mg | 圧倒的に多い |
| 納豆 | 約660mg | 毎日OK |
| 豆腐 | 約140mg | 低負担で摂取 |
| わかめ | 約730mg | 味噌汁に最適 |
| ひじき | 約4400mg | 超高カリウム |
| 昆布 | 約8200mg | だしで活用 |
| きのこ類 | 約300mg前後 | 低カロリー |
| しめじ | 約380mg | 汎用性高い |
| えのき | 約340mg | コスパ良い |
| にんじん | 約300mg | 定番野菜 |
| キャベツ | 約200mg | 毎日使える |
| ピーマン | 約190mg | 彩りにも良い |
| かぼちゃ | 約430mg | 栄養価高い |
| オクラ | 約260mg | ネバネバ系 |
| 枝豆 | 約490mg | おつまみに最適 |
| ヨーグルト | 約170mg | 腸内環境も改善 |
| 牛乳 | 約150mg | 手軽な水分補給 |
| 鶏むね肉 | 約300mg | タンパク質も補える |
| 鮭 | 約380mg | バランス良い |
👉 ポイント
- 野菜+果物+豆類を組み合わせると効率が良い
- 「毎日食べられるか」が最重要
②食品別|効果的な食べ方
ただし、塩分を排出する食べ物のカリウムも、調理方法によって効果が減少します。
特に注意すべきは「茹でる調理」です。
なぜなら、カリウムは水に溶けやすいため、茹でると流れ出てしまうから、です。
| 食べ方 | カリウム効率 | ポイント |
|---|---|---|
| 生で食べる | ◎ | 最も効率が良い |
| 蒸す | ○ | 栄養を残しやすい |
| レンジ調理 | ○ | 手軽でロス少ない |
| 茹でる | △ | カリウムが流出 |
| スープにする | ◎ | 溶けた分も摂取できる |
👉 実践のコツ
- サラダ、果物はそのまま食べる
- スープで栄養ごと摂る
- 茹でる場合は短時間にする
③コンビニ・外食で選べる食べ物
「家ではできるけど外では無理」という人が多いです。
が、実は選び方次第で十分対応できます。
| シーン | おすすめ食品 | 理由 |
|---|---|---|
| コンビニ | サラダ | カリウム補給できる |
| コンビニ | バナナ | 即効性あり |
| コンビニ | 納豆巻き | 手軽で優秀 |
| コンビニ | 豆腐 | 低塩+カリウム |
| 外食 | 焼き魚定食 | バランス良い |
| 外食 | 野菜多め定食 | カリウム確保 |
| 外食 | 冷やしトマト | シンプルで有効 |
👉 NG例(注意)
- ラーメン+チャーハン
- 丼もの単品
上記の場合、カリウムが不足して、塩分だけが増える状態になります。
3.塩分を排出する食べ物|より効果を高めるには?
塩分を排出するには、食べ物だけでなく「摂り方」や「組み合わせ」も重要です。
なぜなら、同じ食材でも、使い方によって効果は大きく変わるから、です。
そこで、この章では、塩分を取りすぎをリカバリーするポイントをご紹介。日常で使える具体的なテクニックを解説します。
①水分補給と一緒に摂る理由
まず、塩分排出には、水分が不可欠です。なぜなら、塩分は水と一緒に尿として排出されるからです。
塩分を排出する食べ物として、せっかくカリウムを摂っても、水分不足だと、排出は進みません。つまり、「カリウム+水分」がセットで初めて効果を発揮します。目安としては、1日1.5〜2L程度をこまめに摂ることが重要です。一度に大量に飲むのではなく、分けて飲むことで体に負担をかけずに排出を促します。
また、塩分を多く摂った日は意識的に水分量を増やすことも効果的です。これだけでも、翌日のむくみやだるさが軽くなります。
②塩分を排出する食べ物の組み合わせ例は?
つぎに、塩分排出を高めるための「組み合わせ」についても、考えてみましょう。
特に、カリウムを含む食品をバランスよく組み合わせると、排出効率が上がるから、です。
例えば、以下のような組み合わせは効果的です。
| 食事例 | ポイント |
|---|---|
| ご飯+焼き魚+ほうれん草のおひたし | タンパク質+カリウム |
| 納豆ご飯+味噌汁(具だくさん) | 発酵+カリウム+水分 |
| サラダ+鶏むね肉+トマト | 低塩+高カリウム |
| バナナ+ヨーグルト | 手軽に補給できる |
また、汁物は、具だくさんにすると、塩分を抑えながら、カリウムと水分を同時に摂ることができます。
③塩分を取りすぎた日のリカバリー方法
また、塩分を取りすぎたときは、放置せず、その日のうちに調整しましょう。
なぜなら、翌日まで持ち越すと、むくみや血圧に影響してしまうから、です。
そこで、具体的なリカバリー方法をご紹介します。
| 対策 | 内容 |
|---|---|
| 水分補給 | 1.5〜2Lをこまめに摂る |
| カリウム摂取 | 野菜・果物を増やす |
| 食事調整 | 次の食事は薄味にする |
| 汁物制限 | スープは控える |
上記のように、たとえばラーメンを食べた日は、次の食事を「野菜中心+薄味」にする。それだけでも、塩分バランスは整います。
👉 重要な考え方
- 1食ではなく「1日単位」で調整する
- 完璧を目指さずリカバリーする
これだけで、塩分は溜まりにくくなります。
4.塩分排出でやってはいけないNG習慣
塩分の排出は、やり方を間違えると逆効果です。
むしろ、体に負担をかけたり、塩分が残りやすくなるケースもあります。特に多いのが、「良かれと思ってやっている行動」です。
そこで、この章では、ありがちなNG習慣を例に、要注意ポイントを解説します。
①水だけを大量に飲む
まず、塩分を排出するために水を飲むこと。これはとても重要です。
しかし、水だけを大量に飲むのは逆効果です。
なぜなら、水だけを急に大量に摂ると、体内のバランスが崩れ、むくみや体調不良につながるから、です。また、カリウムが不足している状態では、塩分は効率よく排出されません。
お伝えしている通り、重要なのは、「水+カリウム」をセットで考えること。例えば、野菜や果物と一緒に水分を摂ることで、排出効率は大きく上がります。さらに、水分はこまめに分けて摂ることがポイントです。
②サプリに頼りすぎる
カリウムサプリを使えば簡単に解決できると思いがちですが、これは注意が必要です。
サプリはあくまで補助です。なぜなら、過剰に摂取すると、体に負担をかけるから、です。とくに、腎機能に不安がある方は、自己判断での使用は避けるべきです。
また、サプリだけに頼ると、食事のバランスが崩れます。本来は、野菜や果物などの食品から、塩分を排出する食べ物を自然に摂ることが大切です。
③短期間で解決しようとする
塩分は、1日で完全にリセットできるものではありません。短期間で解決しようとすると、無理な食事制限になり、結果的に続きません。
例えば、「今日は塩分を取りすぎたから、明日は極端に制限する」といった方法は、ストレスが溜まりやすく、リバウンドの原因になります。
大切なのは、「1日単位で軽く調整する」ことです。極端に減らすのではなく、少しずつバランスを整える方が、結果的に体には良い影響があります。
5.塩分を溜めない食生活の作り方
塩分は「排出すること」も大切です。
が、それ以上に重要なのは「溜めないこと」。なぜなら、排出には限界があるからです。
そこで、日常の食事を少し変えて、体内の塩分バランスは大きく改善する食生活について、考えてみましょう。
①カリウムを日常的に摂る習慣
塩分は、一度にまとめて排出できません。日々の積み重ねでコントロールするものです。そのため、カリウムは「毎日摂る」ことが大切になります。
例えば、
- 朝にバナナ
- 昼にサラダ
- 夜に野菜のおかず
のように、一度に多く摂るよりも、少量を継続する方が効果的です。逆に、数日間まとめて摂っても、安定した効果は得られません。
②加工食品を減らす工夫
そして、塩分取りすぎの最大要素である加工食品や外食を減らしたいです。
これらは味が濃く、塩分量が高くなりやすいから、です。
例えば、同じ食事でも以下のように差が出ます。
| 食事内容 | 塩分量の目安 |
|---|---|
| 自炊(薄味) | 約1.5〜2g |
| コンビニ弁当 | 約3〜5g |
| ラーメン | 約5〜7g |
このように、たった1食で1日分に近づくケースもあります。なので、外食時は「汁を残す」。「タレをつけすぎない」。といった工夫が大切です。
これだけでも、塩分摂取量は大きく下がるから、です。
③減塩を無理なく続けるコツ
減塩が続かない最大の理由は、「頑張りすぎること」です。
なぜなら、最初から完璧を目指すと、挫折する可能性が高いから、です。
そこで、重要な考え方は、「できることから始める」こと、です。
| 工夫 | 効果 |
|---|---|
| 醤油をかけずにつける | 塩分を半分以下に抑えられる |
| 汁物を1日1回にする | 塩分摂取量を大きく削減 |
| 味付けを1段階薄くする | 無理なく継続できる |
たとえば、「今日は外食だから、次で調整する!」といった柔軟な考え方も必要です。その方が、ストレスなく続けられます。
6.塩分管理を楽にする方法|宅配食の活用
減塩生活に於いては、塩分排出や、食事の工夫は大切です。
しかし、毎日それを続けるのは簡単ではありません。特に、働きながら、自宅で、栄養バランスや塩分量を意識するのは、想像以上に手間がかかります。結果、挫折してしまうケースは少なくありません。
そこでオススメしたいのは「仕組みで管理する」という考え方です。ここでは、無理なく続けるための方法として、宅配食の活用も含めて解説します。
①自炊だけでは管理が難しい理由
減塩を意識した食事は、「作ること」よりも「管理すること」が難しいです。
例えば、以下のような負担がのしかかります。
| 課題 | 内容 |
|---|---|
| 塩分量の把握 | 調味料ごとの計算が必要 |
| 栄養バランス | カリウムやタンパク質も考える必要あり |
| 献立作成 | 毎日考えるのが大変 |
| 継続性 | 手間がかかると続かない |
これらをすべて自分で管理するのは、現実的にはかなり負担が大きいです。
②塩分量が管理された食事という選択肢
そこで、その負担を解決する方法として、宅配食を利用する、という手があります。
宅配食は、あらかじめ塩分量や栄養バランスが調整されています。そのため、自分で計算する必要がありません。
特に、減塩食は、1食あたりの塩分量が明確に管理されています。そのため、安心して食事することが可能です。
| 項目 | 自炊 | 宅配食 |
|---|---|---|
| 塩分管理 | 自分で計算 | すでに設計済み |
| 栄養バランス | 自己判断 | 専門的に調整 |
| 手間 | 高い | 低い |
| 継続性 | 低くなりがち | 続けやすい |
③継続できる仕組みを作る
減塩は、短期間で終わるものではありません。継続して初めて効果が出ます。
そのためには、「頑張る」のではなく「続く仕組み」を作ることが重要です。
例えば、
- 平日だけ宅配食を使う
- 忙しい日だけ宅配に頼る
- できるだけ自炊と組み合わせてみる
など、自炊と宅配弁当を使い分ける仕組みが、減塩生活を無理なく続けるコツでもあります。
塩分を排出する食べ物は?まとめ
塩分は、完全に避けるものではありません。しかし、取りすぎると体に負担がかかるのも事実です。
今回ご紹介したように、
- カリウムを含む食品を取り入れる
- 水分と一緒に排出を促す
- 日々の食事でバランスを整える
この3つを意識するだけでも、塩分の溜まりにくい体に近づきます。
ただし、毎日これらを意識して食事管理をするのは簡単ではありません。そこで、塩分量が設計された食事や宅配サービスをうまく取り入れることも、無理なく減塩を続けるコツです。
大切なのは、「完璧にやること」ではなく、「続けること」です。自分に合った方法で、少しずつ改善しましょう。
お医者さんから「塩分を控えて」と言われた方へ
毎食の塩分を自分で計算するのは
正直、難しいですよね?
さらに、減塩は“少しの油断”が積み重なります。
気づかないうちに、
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関連記事
>> 減塩しても血圧が下がらない|見落としポイントと改善方法を解説
今回も最後まで読んでいただいてありがとうございます!
参考情報
塩分摂取量や減塩については、次の公的機関の情報を参考にしています。













