お弁当屋を開業前に知っておくべき
10のこと(その2)

2016.04.15


From:吉田幸生
足立区綾瀬の病院より、、、

あなたが起業する前に知っておくべき3つのセット(その1)

起業には「絶対に上手くいく」という保証はどこにもありません。むしろ5年後に年商1億円以上で生き残っている会社は4.4%という数字もあります。会社をおこすことは簡単だけど、続けていくのは大変なことです。
無責任な言い方に聞こえるかもしれませんが、どんなに素晴らしい革新的なアイデアで起業したとしても、生き残れるかどうか?は、やってみなければわかりません。(苦笑)

それは『高齢者向け配食サービス店舗』であっても同じです。
でも成功の確率を高める方法はあります。

あなたが起業する前に知っておくべき3つのセット

「7つの習慣」という世界的なベストセラーになっている本があります。超有名な啓発本なので、本の名前くらいは聞いたことがある人も多いと思います。著者であるスティーヴン・コビー博士は、この本のなかで「成果を出す人は3つのもの」について語っています。

それは、、、

マインドセット
スキルセット
ツールセット

の3つです。ご存知の方も多いと思いますが、今回から3回に分けて、それぞれについてお話ししたいと思います。

マインドセット

マインドセットとは、考え方のことです。なぜそれに取り組むのか?そもそもどんな心構えで取り組んだらいいのか?という、ベースになる気持ちの部分のことです。

起業するにあたって、かならず成功するために、どんな心構えでやったらいいのか?とか、情熱の部分とか、そういう話です。

例えていうなら

「フランチャイズに加盟したから、その通りにやっていれば大丈夫だ」と考えているオーナーさんは、マインドが弱いといえます。結果を出せないオーナーさんに共通していえるのは、店舗の状況に不満があるときに、かならず「本部は何もしてくれない」と口にします。
実は、お恥ずかしい話ですが、わたし自身がそうでした。
言われた通りやっているのに何故だろう?と考えていました。なかなか売上が上がらない。そのことを本部のせいのように考えていました。

でも、冷静に見れば違いますよね?加盟店さんといえども、一国一城の主人、経営者です。全ての責任は、社長であるあなたにあるはずです。
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本部がお金をもらって、与えてくれるのは、ノウハウとブランドです。ビジネスを興す基本設計の部分にすぎません。

本部の開発した商品は、長い年月をかけて作られたものです。

配食サービスでいえば、食材のラインを作り、営業のやり方を考えて、そのノウハウのひとつひとつを、途方もない時間をかけて、作り上げられています。

商品の開発から、ノウハウの構築に至るすべてを、一から始めたら、形になるまで何年かかるかわかりません。ましては成功するまでとなったらどうなるでしょうか?

だからお金を払って教えてもらっているのです。加盟したら、すべてが本部のせいだというのではなく、逆にそこからノウハウをプラスしていく気持ちでないといけません。

要するに文句を言っているだけの人は、起業するマインドになっていないのです。

お金を借りる
家賃を払う
従業員を教育する

会社を経営する、すべての要素に対してあなたは、全責任をもたなければいけないということです。

なにかあるたびに、他人のせいにしていても、それで問題は解決しません。
良く言われるように、他人を変えるのは難しいけど、自分は一瞬あれば変われます。
他人に変わってもらうのを待つより、自分を変えて行動したほうが、早い段階で結果を出しやすいからです。だからこそ、

従業員のことも
資金繰りのことも
営業のことも

『何が起きても、すべては自分の責任である』

という『自責』の気持ちを持てないうちは、どんな仕事を始めても、たぶん結果は出ないし、そもそも独立をするべきではないと思います。

あなたは大丈夫でしょうか?

疑問・ご質問があれば、お気軽にメールでお問い合わせください。

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