From:吉田幸生
上野オフィスより、、、
フロントエンド商品から得られるもの
フロントエンド商品を売ることで、お店側が得られるものは、2つあります。
1、お客さんからの信頼を獲得する
2、お客さんのリストを集める
でしたね。
初めてお付き合いするときよりも2度目の方が、楽に付き合えます。一度買ったから、2度目も絶対に買うという確証はありません。でも、少なくとも一度目がないと、その次はないので、一度買ってくれた人のリストを増やすことは、ビジネスではとっても大切です。
フロントエンド商品は、その性質上、金額があまり高くありません。
いきなり知らない人から、高額商品を買わないからです。
バックエンド商品で得られるのは?
なので、初めてさんには、とりあえず安心価格で、買ってもらって、信頼関係を作ります。お客さんとの信頼関係が気付けたら、もうすこし高額な商品を買ってもらえる可能性が出てきますね。ここで販売するのが「バックエンド」商品です。
バックエンド商品は、高額商品。というか、正確にいうと『利益率の高い商品』です。
ビジネスの創業期で、年商0円〜1億円までの期間というのは、企業はほとんど儲かりません。では、その期間はなにを一番にするのが良いのか?というと、顧客リストを作る期間。です。
お客さんとの間に作った信頼関係を元に、より高額な、利益率の高い商品を販売することで、会社は次の「年商1億〜5億」というステージに進むのです。
配食業者においてのフロントエンド
では配食産業にとっての「フロントエンド」商品は、なんでしょう?
そうです。お弁当です。
それしか商品がないのだから、フロントもバックもないと思われているでしょう。でも、あなたの店舗はまだ、顧客を作っている段階にすぎません。
でも、会社の業績がある段階まで進んだあと、そこから発展するために、あなたのビジネスをどのようにしていくか?を考える時期が必ずきます。
たとえば、いつものお客さんに、あなたが開発した「恵方巻き」とか、「ビタミンドリンク」とか、なにか売ることができないか?を考える。そうでないと会社は発展しません。
まずは、お弁当をフロントエンドにして、
その後、あなた自身がバックエンド商品を開発して、販売する。
その時になってあわてて考えるのではなくて、今から考えておく必要があるということです。
バックエンドを売れない
もう一つの問題として、あなたの店舗が、たとえば契約の問題などで独自の「バックエンド商品」を扱うことが難しい場合もあります。
でも、あなたがもっと経営を良くしていこう。もっと、利益率の高い商品を販売しよう。と考えるなら、いまとは違う視点で経営そのものを見ていく必要があります。
高齢者向け配食サービスは、まだまだ、これからもっともっと市場が拡大します。
あなたが選んだ業種やマーケットの大きさはまちがっていません。
そのときにバックエンドとして何を売るのか?
すぐに思いつかない難しい問題です。だからこそ高齢者向け配食サービス店舗を開業する前の「今の段階から」じっくりと考えて、事業計画として練っておく必要があるのです。
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