ラッキーマン

2016.03.04

From:吉田幸生
秋葉原ベローチェより、、、

 

ラッキーマン

「自分ね、すごいラッキーマンなんですよ」

吉田さんってどんな人なんですか?
と聞かれたときに、いつもこう答えることにしてます。

昔、少年ジャンプで同じタイトルの漫画がありました。
それと同じくらい
本当にわたしはラッキーな人生を生きているなと感じています。

じゃあ、なんで、そう答えるのかというと、
本当なら、自分には絶対にできないであろう仕事を
なぜか、いつもいい流れでゲットして
ピンチを切り抜けているから、です。

その点、本当に漫画の主人公みたいです。
今日は自分という人について、お話ししますね。
興味ない方は、この先、読まないようにしましょう。(苦笑)

 

元、印刷屋さん

もともと、自分は印刷屋さんの営業をしていました。
高校も工業高校で、そのまま高卒で印刷の現場に入り、
それから約30年間、
印刷・製版関係の仕事についていました。

初めの4年間を印刷の現場で過ごし、
その後、3年くらいを製版の現場で過ごし、
ちょっと紆余曲折あって、経理の仕事もしてましたが、
その後、製版屋さんの営業の仕事を
20年間くらい続けてきました。

当時の印刷屋さんは、
「紙って絶対になくならないでしょう?だから印刷屋さんは(職業として)いいよ」
って、よく言われることが多かったです。

実際、町工場レベルでもかなり儲かっていて、
社長さんたちは、ウハウハ言っていたと思います。

でも、あなたもご存知の通り、
それからインターネットの時代になり、
iPadやスマートフォンが出てきた現在、
印刷・製版業界は、業界として風前の灯火です。

デジタルカメラが出てきて、
コダックとか倒産したり
富士フィルムとかが、化粧品を売るようになるみたいに、
わたしが、これまで培ってきたすべてのノウハウとかは、
世の中で必要なくなりました。

当然、仕事も激減しました。

インターネットが普及するにつれて、
年々仕事が減ってくる中、
なにか、印刷・製版に代わるものを仕事にしないといけないなぁ。
と、常日頃感じていました。

そんなある日、出入りしていたお得意さんから、
突然に
「吉田さん。翻訳とかの仕事やってみない?」
と、声をかけられました。

当然「えっ?」ですよね?

それまで、翻訳の仕事なんてしたことありません。
自慢じゃないけど、英語もそれほど得意じゃありません。
と、いうか、苦手です。

どう考えても、自分にできそうもなかったので、
「それって、自分にできる仕事じゃありません」と答えたのですが、
『大丈夫よ。ちゃんとできる人を紹介するから』とお客さんに言ってもらい、
ほんとうに翻訳者の方をご紹介いただきました。

しかも、ご紹介いただいたのは、
ただの翻訳者の方ではなく、
映画の字幕をやっているというほどの一流どころの方でした。

それから約10年くらい経ちましたが、
いまだに、その方と一緒にお仕事をさせていただいています。

その時は「無理無理、絶対に自分にはできない」と思っていたのに、
実際やってみて、思ったのは、
『英語が得意じゃなくても翻訳の仕事ってできるんだ…。』
ということでした。

翻訳者になろうと思って、
英語を勉強されている方は
世の中にたくさんいます。

たぶん10年とか20年とか、
長い年月をかけて
スキルを磨いていらっしゃいます。
心の底から尊敬しています。
当然、わたしなんかが敵う相手ではありません。

でも、実際
それほど偏差値の高くない工業高校卒で、
しかも英語の成績が『2』だったり
外国にも行ったことない自分が、
英語に関する仕事をしている。

ということに驚きを感じるのです。
しかもお金を稼がせていただいている。
のですから、
もう、ホントに、ただのラッキーでしかありません。

それ以外にも
文字校正のお仕事
デザインのお仕事
なども、させてもらっています。

よく画力のないタレントさんを面白おかしく、
『画伯』とか呼びますよね?
わたしのデッサン力は、その人たちと良い勝負です。

でも、デザインのお仕事をいただいています。
しかも、お金を稼がせていただいている。
もうラッキーマンなのです。

でも、
最近、時折思います。
「あれっ、ラッキーマンの最終回ってどうなったんだっけ?」と…。
それまでのラッキーの反動とかが来て、
ひどいことになってないことを願っている今日この頃です。

そして、逆にいえば、
今の人生、ピンチの連続ともいえるので、
そろそろ、そうじゃなくなって欲しいとも思っています。(苦笑)

今日は、全然、身になる話に繋がりませんでした…すみません。

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