From:吉田幸生
東京の秋葉原ベローチェより、、、
良いフランチャイズありませんか?
「高齢者ビジネスで独立を考えてるんですけど、何かいいフランチャイズとかありませんかね〜?」
っという相談を受けました。
相手は、友人の社長さんのお知り合い。
場所は、オフィスの近所。
いまどき珍しい、タバコの煙がぷかぷかしているし、昔は、絶対ここにインベーダーゲームとか置いてあっただろ?って感じの、まぁ例えるなら『昭和』の喫茶店です。
さて、その方は、年齢的には、50歳前後くらいの人です。
たぶんですけど、会社ではそこそこの地位にいる方なんだろうと思います。
お話を聞いてみると、特にリストラになっちゃった。という訳でもありません。
今すぐ、どうこうしたい。という訳ではないようです。
ですから「このまま会社員でいてもいいんじゃない?」と思ったので
そのあたり聞いてみると
「いやぁ、定年過ぎてからもできる仕事を探しておこうかと思って、、、」とのこと。
じゃあ、定年になってから、退職金を使って暮らしつつ
焦らずにゆっくり探せばいいじゃん。
と思ったんですが、それだと会話が終了してしまうので
もうちょっと突っ込んで聞いてみました。
すると
「その時になってから、何か探したんじゃ遅いので、今からアタリをつけておきたい。とのこと。
(う〜ん、いろんな人がいるなぁ)
彼は、そこそこ年齢は感じさせるけど
きちんとしたスーツ姿でした。
だからかもしれませんが
見た目もそれほど、老けている感じでもありません。
ネクタイはしていなかったけど
シャツの着こなしにもセンスがあるし
清潔感を感じさせるナイスミドル。
このまま営業に出ても
きっと門前払いを食らうようなこともないタイプです。
なので、自分が配食ビジネスの開業支援サービスをしているから
よっぽどウチのサービスを進めようかと
のどまで出かかったんですけど、やめました。
高齢者配食サービスも甘いビジネスではありません
こんな数字をご存知ですか?
最近の国税庁の調査です。
起業から1年以内に60%が倒産します。
起業から5年以内に80%が倒産します。
ここからが、さらに面白いデータなのですが
起業から5年後に
年商1億円以上で黒字になっているビジネスの確率はたったの
4.4%です。
4.4%っていうのは、年商1億円以上で黒字の確率だから
まぁそんなものかもしれないけど
潰れる確率が80%って…。
ほとんど、潰れるじゃん。
自分が起業した時のことを思い浮かべると
起業するときに、潰れることを先に考えてる人がいるとは思えません。
誰だって
大切なお金
限りある時間
それこそ人生をかけて始めるのです。
みんな、中途半端な気持ちで始めるわけではなく
「これなら絶対、上手くいくだろう」
と考えて、起業するのです。
会社員に戻りたい
それなのに、こういう数字です。
だから起業するっていうこと自体、ホントに難しいことなんだと思います。
それは、高齢者ビジネスでも同じです。
さらにはフランチャイズだから絶対に大丈夫っていうことも、もちろんありません。
だから、会社員で生きていけるなら
会社員のままでいた方が、ずっと楽に人生を過ごせます。
僕の周りにも、起業したのはいいけれど「やっぱり会社員に戻りたい」って言っている人
たくさんいますからね。
毎年、たくさんの人が起業をして
そして生き残るのは、その内の選ばれた人だけ。
だから「とりあえずアタリを、、、」くらいの気持ちだったら
何をやったって絶対に残りの2割に残れることはなく
まあ8割の方に入るだろうなぁと思って、勧めるのをやめたのです。
成功する人
それでも起業したい。
と思って実行に移す人は、相当な覚悟を持って起業をします。
いまどき「資金は要りません」というところ、あるじゃないですか?
ネットで見てても、すぐ目に付きます。
僕は、いつもそれを見てて思うのです。
たぶん、これをやる人は続かないだろうなぁ、、、と。
なぜなら、覚悟が薄いからです。
すぐに開業できるということは
イコール=すぐに辞められる。
ということでもあります。
だからこそ、僕は、自分のこの「開業支援サービス」を紹介する人を厳選したいと思っています。
起業家として
経営者として
覚悟を持った人にだけ、オススメしたいと思っています。
ランニングコストも圧倒的に有利だし
とても優れたサービスだからこそ
これを使ってビジネスを始める人を厳選しないと
逆に続かないと思っているのです。
あなたのマインド次第はどうでしょうか?