もしもお弁当屋がMBAを学んだら
(5つの力)

2016.03.16

こんにちは、日本配食サービス協会後藤です
本日は上野のオフィスより効果的なframeフレームワークを
トプットしたいと思います。

5つの力

このフレームワークは新規参入する時に業界を取り巻く環境を
分析する事で業界のそのものの収益性を考察する為のものです
一般的な新規参入する上での戦略論は
⋆競合はどこか?
⋆需要はあるのか?
⋆利益率は?
をメインテーマにしていたのに対して
(5つの力)のフレームワークは
業界内の魅力度が高いか低いかによって全ての企業が儲かる事もあれば
ナンバーワン企業になっても儲からないことがある事を明確にしました
5つの力とは
①第一の力 業界内の競合企業
②第2の力 新規参入の脅威
③第3の力 代替え品の力
④第4の力 売手(仕入先)の交渉力
⑤第5の力 買い手(顧客)の交渉力
この5つの力が強ければ強いほど(業界そのものから利益を奪っていく)事に
なります
第1の業界内の競合だけでは無く 第2~第5の力を含めた広義の競争環境が
業界の収益性を決める事になります。
この業界のモデルを高齢者ビジネスに当てると
現在も超高齢化社会と言われているように4人1には65歳以上の時代になり
今後10年後には3人1人と言われている状況で、高齢者向けビジネスは物凄く
需要はあるのですが、そのマーケットで儲かっているのはほんの一握りの
企業だけです、原因の一つに第4の力 売手の力が大きく影響して
いるのでは?と解釈していますこのモデルでいう(売手)とは介護保険
を扱う国であり、需要が増えれば増えるほど(売手)の立場が強くなり(反比例)
し 結果として参入した企業は低賃で労働をせざる得なくなり、一つのミスや
損失で全ての収益が飛んでしまう様なビジネス環境になっているのが要因の
一つと考えられます、
このモデルの様に参入する前に業界の一部分だけを見て戦略をたてるのではなく
5つの力(five force Model)を意識して参入するか否かの経営判断をする事が
大事ですね!!

ブログ

  • おしどりショップを開設しました

    2020.09.01

    おしどりショップを開設しました

    日本配食サービス協会 吉田です。   これまで全国の高齢者向けお弁当宅配店舗の支援のために 『配食の窓口』というサイトを運営してきました。 全国から寄せられる「親のために実家の近くのお弁当宅配店舗を紹介して欲し …

    詳細はこちら

  • 読売新聞から取材を受けました

    2019.05.08

    読売新聞から取材を受けました

    日本配食サービス協会 吉田です。   5月の連休前に、読売新聞さんから 取材の要請がありました。 そして5月8日、掲載されました。 (名前だけですけど…)   以前に比べれば、新聞って発行数も少ないし …

    詳細はこちら

  • 配食サービス「撤退する店舗」理由と対策 その6

    2017.12.18

    配食サービス「撤退する店舗」理由と対策 その6

    配食サービスを撤退する店舗の理由❻ 営業資金がショートする このケースは最近多く見られるようになりました。 理由は開業のハードルが下がったことも一端だと 私は考えています。 以前、フランチャイズ本部に加盟するために 10 …

    詳細はこちら

もっと見る