配食サービス「撤退する店舗」理由と対策 その3

2017.12.13

配食サービスを撤退する店舗の理由❸

開業当初は休みがなく、身体と心がもたない

撤退する店舗はほとんど
1年以内に撤退をしてしまいます。

理由は、資金が尽きてきた頃、
先の見えない展開に
「辞めるなら早い方がいい」と判断してしまうからです。

確かに資金がなければ
運営はできませんし、

お客さんが少ないエリアでは
将来的に継続が難しい事例もあります。

でもマーケットが良くないエリア以外で
止めてしまうのはもったいないです。

継続を続けた方が正解、という場合がほとんでです。

 

対策❸:事業は継続してこそ意味がある

石の上にも三年といいますが
事業は継続してこそ意味があります。

継続している会社には
それ相応の評価があります。

何年も事業を継続している社長さんなら
お分かりになると思いますが
金融機関からも融資も受けやすくなるのです。

ほかにも長く事業をすることで
得られるものがあります。

それはケアマネージャーさんからの信頼です。

高齢者向け配食サービスの営業先は
ほとんどがケアマネージャーさんなので
それだけで『財産』ですよね。

 

会社員でなくなったら
守ってくれる人は自分だけです。

休みがなくても3ヶ月〜半年はやれる気概がなければ
独立は難しいと覚悟してください。

 

厳しいことを言うようですが
夢のような未来を見せて開業をさせても
バラ色な世界だけが広がっている訳ではない。

 

とキチンと伝えることも私たちの仕事なのです。

 

まずは経営者になるんだというメンタルを育てましょう。
生半可な気持ちで事業を始めるべきではありません。

そして事前準備をしっかりしましょう。
事業継続の可能性が大きく変わってきます。
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〒110-0005 東京都台東区上野2-12-18 2F
一般社団法人 日本配食サービス協会 代表理事 吉田幸生
Tel :03-44057663  Fax:03-6869-1776
メール  info@haisyoku.jpn.com

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